肩や体幹のインナーをトレーニング

48歳男性 会社員の方からの質問

若い頃から猫背が酷く、また頭が大きく重いせいか、只立って本やスマホを見ているだけでも、30分程すると背中や肩が酷く凝り痛みます。
普段から筋トレは意識してやっているのですが、上記の症状が改善した感触は殆どありません。
どの様な点に意識して生活やトレーニングを行えば改善するのか教えて頂きたいです。

【教えてほしい家でできる対策】

頭が人並みより大きく重いのでつい前屈みになってしまい易く、これが肩を圧迫し猫背を誘発しているのではと考えています。
重い頭に負けない肩や背中を作るトレーニング法やケアの方法はあるでしょうか?

回答

頭が大きいと確かに支える力が必要になりそうですが皆さんそれほど変わらないと思います。
トレーニングをしていても柔軟性が低下していたり、背骨、骨盤、肩甲骨の動きが硬くなっていると、持続したパワーが出せなくなり悪い姿勢に繋がっていきます。

首を下に向けて読書やスマートフォンを見ていると頭の重みが頚背部にかかりこれに猫背が加わると数倍の力で支えないと頭が維持できなくなってしまいます。

重いものを持ち上げたりする筋肉と、体を支えるために必要な筋肉を分けてトレーニングされるといいと思います。
おそらく重量を上げるようなトレーニングを多くされているのではないかと思います。
体を柔軟に動かすためのストレッチや軽い負荷でのインナートレーニングを取り入れるのはいかがでしょうか。

以前ラグビー選手のトレーニングを拝見したことがあります。
ベンチプレスやスクワットなどものすごい重量でトレーニングをされていました。
そんな選手がたった1㎏の重りが持てなくなるインナートレーニングをされていたのを思い出します。
屈強なラガーマンでもトレーニングの仕方によってはそうなるんだなと改めて重要性を認識しました。

一般の方は物を持ち上げるよりも支えたり維持したりすることの方が多いので
肩や体幹のインナーをトレーニングしてみてはいかがでしょうか。

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